マクロビオティック食事法の本を読んで
現代においては、輸送手段の発達や食物加工技術の進歩により、
世界中の食材を口にすることができるようになりました。
その結果、日本でもアメリカに影響を受けた健康食ブームや、
サプリメント文化が定着してきました。
ただ、食生活は体のみならず、心も左右すると言われています。
現代の日本人における「疲れ」の最大の原因はストレスです。
精神的に満たされないことが「疲れ」となって現れ、
その疲れを取り除こうと嗜好品に依存し、
結果、健康から遠ざかるという悪循環に陥っているのです。
こういう時代だからこそ、体にとって本当に良い食事を考える
ことが大切になっているともいえます。
多分、どこかで耳にしたことがあるのではと思いますが、
健康で幸福でいるための食事法に「マクロビオティック」
というものがあります。
この食事法は、桜沢如一(さくらざわゆきかず)氏が
提唱した健康法で、生物学・生理学的な哲学に基づいて、
陰と陽のバランスを正しく保つことを目的としています。
マクロビオティック食事法の要点をまとめると、
①糖・甘味飲料・着色製品などの加工食品を食べない。
②化学肥料や農薬が使われた野菜や果物を食べない。
③産地が遠方のものや保存料が使われている食物は食べない。
③節外れの野菜は食べないこと。
④陰性である野菜はできるだけは避ける。
⑥香辛料や化学調味料を採らない。
⑦コーヒーや発ガン性のある着色したお茶は飲まない。
⑧動物性食品は化学的に加工がされているので避ける。
⑨イーストは炭水化物を基点としているため避ける。
⑩ベーキングソーダは陰性が強いため避ける。
以上のような感じになりますが、
現代の食生活ではすべて実行するのは難しいですよね。
試してみたい方はマクロビオティックのレストランや
料理教室もあるようです‥あと資格もありました。
また、マクロビオティックの書籍は多数出ていますので、
興味のある方は、一度ご覧になってください。
‥読後は、よしやろうという気持ちになりますw