アラカンシニアの興味津々

60代からの日記風生活術。興味の赴くままに綴っていければと思っています。

インターネットの警告画面に注意

インターネットを利用するシニアの増加に伴って、
契約当事者が65歳以上のデジタルコンテンツの
苦情相談が多くなっているそうです。

最近の事例としては、パソコンがウイルスに感染!
というような偽の警告が画面に出てきて、
セキュリティソフトのダウンロードに誘導させる
新しい手口などが報告されています。

ある日、パソコンで動画サイトを見ていたら、
突然警告音が鳴り、警告画面の表示が出現。

1.ウイルスが見つかりました!
危険なウイルスを削除し、
大事な情報を保護しましょう。

至急サポートにお電話くださいと導かれて、
指示されたサポート先に電話をすると、

2.ウイルスを削除するため遠隔操作を行います。
指示に従って次の項目を入力してください。
あなたの住所・氏名、クレジットカード番号は‥

こうやって個人情報を盗まれるばかりではなく、
カード払いで代金の振込みをしてしまったという
ケースも多発しているようです。

サポート先は誰でもが知っている著名なメーカーを
装うケースもありますので注意が必要です。

言われるままに代金を支払ってしまうと、
取り戻すことは困難です。

・焦って電話はしない。
・ウエブサイトを閉じてみる。
・PCを再起動する。

以上を、まずは試してみてください。

そうやっても何度も表示されるようであれば、
PCを購入したメーカーのサポートを受ける。

情報処理推進機構「情報セキュリティ安心窓口」に
連絡をする等の方法がおすすめです。

上記サイトでは、被害の予防や自己解決を
自分でも簡単に行える
セルフチェック診断チャートが掲載されています。

表示される質問に状況に該当する回答を選ぶだけで
とても簡単です。

また、海外の事業者の場合には
国民生活越境消費者センターでも対応して貰えます。

自分でできる対策のひとつとして、
PCに信頼できるセキュリティソフトを入れておく、
使用しているソフトを最新の状態にしておくなどは、
ウイルス感染のリスクを減らす有効な手段です。

また、PC画面上での警告が出たり、怪しいメールが来た時に
ネットでその文面を検索してみると、
同じような事例が解説されていることも多いですよ。