アラカンシニアの興味津々

60代からの日記風生活術。興味の赴くままに綴っていければと思っています。

高齢者のネット被害が増加

今日はネットで読んだ記事の中から、
ちょっと気になったことを書きます。

消費者生活センターによると、
60代を過ぎた高齢者の消費者被害に関する相談が
数多く寄せられているそうです。

また、週間ポストでも高齢者のアダルトサイトでの
被害が特集されていましたが、
最近では、ネットでの被害にあう高齢者が増えていて、

無料だと思いアダルト情報サイトに登録したところ、
後で料金の請求がきたとか、

まったく利用した覚えのないサイト閲覧料の請求が
突然送られてきたなどの相談が急増しているようです。

これらは特に高齢者の男性になりますが、
なぜこういった被害に遭いやすいのか。
国民生活センター相談情報部によると、

60代をすぎた男性は、定年後に自分の時間が増え、
現役時代にパソコンを使っていたこともあり
インターネットで時間を潰す人が少なくない。

それでついアダルトサイトを閲覧してしまうのではないか。
また、定年後ならまとまったお金も持っているし、
恥ずかしいという意識が強いせいか、

家族はもちろん友人や元同僚などにも相談できず、
バレないうちにさっさとお金で解決してしまおうと
考えてしまい、そこをサイトの運営業者に狙われる、
とのことです。

男性に限らず他にも多くの手口による被害があり、
契約当事者が70歳以上の相談件数は
2016年度には約18万件寄せられており、

相談全体に占める割合は他の年代と比較しても高く、
約20%を占めているそうです。

また、「すでにお金を支払ってしまった」という
60代以上の男性からの相談も、

2012年度の225件から2017年度は650件と、
約3倍に急増しており、

支払ったお金の平均額は30万円を超え、
2012年から2017年10月末までに寄せられた
相談における合計支払い金額は、
約39億7000万円にものぼるそうです。

万一こういった覚えのない請求等が来たときは、
消費者ホットラインにまずは相談しましょう。

消費者ホットライン電話番号 局番なしの188番

自分で解決しようとせずに、
とにかく先に相談することが大事です。

それにしても、すごい金額ですね~